ムリーロ・ブスタマンチインタビュー

研究で忙しくて更新できなかったのですが(女子バレー観てたのもあるのだけれど)、ちょっと鮮度の落ちるムリーロ・ブスタマンチのインタビューを。ADCCの2005年6月23日付のものです。グランプリ前に記事にしていればよかったのかもしれないのですが、実現はなくなったBTT同士の対戦についてもフレンドリーマッチではありえないと言ってます。彼自身についてもウェルター級グランプリ参戦の用意は整っている様子。DSEの判断は読めない部分はあるけれど、コマもそれほどあるわけではないし、大丈夫でしょう。でも8人枠か。長南・美濃輪・郷野・三崎?・高瀬?・瀧本?・・・日本人との兼ね合いがあるなあ。日本人同士で出場決定戦して欲しい。
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One of BTT's leaders and a former UFC champion, Murilo Bustamante is in Japan to help his Brazilian Top Team teammates Rogerio 'Minotouro' Nogueira and Ricardo Arona during the Pride Middleweight Grand Prix's second round, scheduled for June 26th. Away from the ring since his victory over Ryuta Sakurai at Bushido 6, held last March, Bustamante talked to the Brazilian Sul Tatame website about his plans for the future.


ブラジリアントップチームのリーダーの一人でありUFCミドル級の前チャンピオンでもあるムリーロ・ブスタマンチは現在日本に滞在しています。チームメイトであるヒカルド・アローナアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラのトレーニングを
手伝うためです。武士道其の六の桜井隆太戦以降、彼はリングから遠ざかっていますが、TATAMEに今後の計画について話してくれました。


At the age of 38, Bustamante does not think about retirement yet. 'I have no idea what is going to happen. When I was 20 I used to look forward and think I would stop when I turn 30. When I was 30 I thought I would stop at 40. Nowadays I don't consider the possibility of stopping fighting. I just want to get into the ring and fight.


ブスタマンチは既に38歳。しかし、彼は引退しようとは考えていません。「今後、自分に何が起こるかなんてわからないよ。20歳の時、私は30歳になったら引退しようと思っていた。30歳になった時には、40歳になったら引退しようと考えた。だけれど、最近じゃあ引退することなんて全く考えないね。ただリングに乗り込んでファイトしたいって思ってるだけだよ。」


Murilo Bustamante has a deal with Pride valid until the end of 2005. After his first victory with the Japanese MMA organization, he is anxious to fight again. 'I'm waiting to be selected to fight at July's event. I've always fought among fighters up to 83kg and this year Pride is about to make a Grand Prix with fighters up to 83kg and I want to be part of it. Hopefully I'll get that belt' says Bustamante.


ブスタマンチには2005年末までPRIDEとの契約が残っています。しかし、武士道其の六で日本での初勝利を収めたのにも関わらず、彼はまたファイトすることができるだろうか不安に思っています。「私は現在7月のイベントでカードが組まれることを待っている。私は83kg級で戦ってきたし、PRIDEはその83kg級で今年グランプリを行なおうとしてるじゃないか。是非、グランプリに参加して、ベルトを巻きたいね」ブスタマンチは言います。


Murilo bets on his BTT partner Rogerio 'Minotouro' when asked about the upcoming challenge against Mauricio 'Shogun' of Chute Boxe. 'I think Rogerio is in the best shape of his career, improving technically after every fight. Mauricio 'Shogun' is going to be a very good test for him, but he will definitely step out of the ring victoriously'.


BTTのチームメイトでありマウリシオ・ショーグンと対戦するアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラについても話を聞いてみました。ブスタマンチは間違いなくホジェリオが勝利するだろうと予想しています。「ホジェリオは彼のキャリアの中で最良の状態にあるよ。試合の度に技術的に進歩していっているしね。ショーグン戦はそんな彼にとって自分の実力を測るいいテストになるだろう。だけど、彼は間違いなく勝利してリングを降りるよ。」


The possibility of a BTT final excites Bustamante. 'It would be wonderful for our team. I can guarantee that Rogerio and Ricardo Arona would fight for real. They both want the title and their futures depend on this. The best will win!' ends Bustamante.


ミドル級グランプリ決勝がBTT同士で行われることになったら?という質問に対してはブスタマンチは興奮を隠しきれない様子でこう答えてくれました。「もしそうなったら私たちのチームにとってとてもすばらしいことだね。BTT同士の決勝であっても、アローナとホジェリオが真剣勝負で試合することは保障できるよ。彼らのどちらもがこのタイトルを欲しがっているし、彼らの将来はこのタイトルを獲れるかどうかによって大きく左右されるだろうしね。そして彼らのうち本当に強い方が試合に勝利するだろう!」ブスタマンチはこのように結びました。