トヨタ、米で4車種を0.7―1.5%値上げ

id:gryphonさんに紹介していただいたおかげで、アクセス数がえらいことになっているのでちょっと緊張気味なんですが・・・。

トヨタ自動車は1日、米国で主力セダン「カムリ」(2006年モデル)など4車種を0.7―1.5%値上げすると発表した。「鋼材など原材料費の上昇が理由」と説明している。ただ、販売不振が続く米ゼネラル・モーターズ(GM)が06年モデルを値下げするなど、価格競争が激化するなかでの値上げとなるだけに、GM救済策との見方も出ている。

そういえば、GMの社長だかCEOだかCOEだかが来日した時にトヨタの社長と会談して、その後に「救済も考えなければ」と発言していたような。確か、その時の反応として日産やホンダは「価格はマーケットが決める」などと反発していたので、日本自動車界全体ではなくトヨタ単体での値下げになったんだろうな。


以下追記:こういうニュースもみつけた。先ほど見つけられなかったのは僕の不注意としかいいようがないのだけれど。

2005年上半期の米国の新車市場で、日本車が前年同期比5.7%増(季節調整前)の269万台を販売、上半期ベースで過去最高のシェア31.5%を達成した。ビッグスリーは同0.6%増(同)の499万5000台と微増にとどまり、シェアも同0.6ポイント下落の58.3%と59%を割り込んだ。トヨタ自動車日産自動車が躍進、日本勢の追い上げをけん引している。

これらのニュース、先ほどのトヨタ値下げのニュースのリリースが11時過ぎ、シェアのニュースが同日の14時過ぎ、発信元はどちらもニューヨーク支局の同じ記者さんってことで、まあたまたまって事はないんじゃないかなあ、みたいな。がんばって調べはったんでしょうか。それともリリースが重なったのか。後者の記事の一次ソースは明らかにされてないし、ちょうど上半期が終わった所でもあるので、実際のところはよく分からないのだけれど。