「PRIDE GP 2005 2nd ROUND」公開計量

明日に迫ったPRIDE。ってなわけで、それ絡みを。ちなみに、今日は書きかけていた海外インタビューの翻訳をガンガン訳してアップします。明日が終わるとますます需要がないと思うし。

まあスポナビから引用というのはどうかと思うのですが・・・

「アローナは筋肉がいっぱいあるから、僕もいっぱいつけたいなと思って」と上半身に「キン肉マン」のペイントを施して登場した桜庭は、87.0キロでこの日の計量を一発でパス。

ここで注目したいのは桜庭和志選手の87.0kgっていう体重。ってめちゃくちゃ抜群に軽い。一発でパスもクソもあるかって話。ってのはまあ以前から分かってた話なのですが。
注目したいのは一時期より絞れてるってこと。グダグダだったニーノとの2戦目とかは確かに90.2kgで結構おなかがたぷついてたけど、今回は(黒インクもあって)それほど気にならない。これって、ちゃんと練習できているってことなんじゃないかな。

「大阪でも良かったが、そこから3、4日空けて今日の今日までベストの状態で練習を続けている」と4月に大阪ドームで行われたミドル級GP以後の桜庭の様子を明かした高田本部長は「いいペースで桜庭の思うように練習ができている。ここ4、5年の中で一番状態がいい」と断言。

と毎度言っておいて、解説では「サクの膝は本当はリングに上がれる状態じゃないですよー」かましてくれる高田本部長の言葉はあてにならないとしても、まあ悪くはないんじゃないだろうか。アローナとの相性もそれほど悪くはないと思うし。
桜庭選手には過大な期待はするまいっていつも思っている。僕も総合格闘技を見続けてそれなりに長くなってきたし、知識も観始めた頃より増えてきたから、彼の等身大の実力も理解しているつもりだ。イノセントなキャラクターも本当かどうかあやしいってことも分かってる。でもいつも試合が始まると応援してしまう。何しろ僕に格闘技をみるきっかけを与えてくれた選手だから。たとえ彼がどれだけ格闘技ファンからバッシングされようとも、僕にとって桜庭選手は技術論や勝負論を超えたところにある選手だ。
だから、明日も手に汗握って応援したい。