最も過小評価・過大評価されている5人のファイター

PRIDE、そしてHERO’Sが終わってインタビューが減ったからか、今週の海外サイトではコラム記事に面白いものが多いです。
例えば、MMAweeklyのこの記事(量が多いので全文訳はしていません)。

FIVE MOST UNDERRATED/OVERRATED FIGHTERS
〜最も過小評価・過大評価されている5人のファイター〜

What makes a fighter great? Big wins, of course. Great skill, maybe so. But one thing is for sure, fans can build up and tear down a fighter just as quickly as a great right hook or a devastating armbar. The great thing about it is so many fans have a love/hate relationship with some of the amazing athletes that are in the world of mixed martial arts, and it's fun to stir the pot with new discussions. What better way than a short list of some of the most underrated and most overrated fighters in the world today.


ファイターの格を上げるものは何だろうか。勝利、もちろんそうだろう。技量、それも多分そうだろう。しかし、ここで留意しておかなければならないことが1点ある。それは、我々格闘技ファンはファイターの評価を一気に上げたり、かと思えば一気に下げたりしてしまう傾向があるということだ。ちょうど、強烈な右フックや電光石火の腕十字が一瞬にして試合に決めてしまうように。ファンにはそれぞれお気に入りの選手もいれば嫌いな選手もいて、そのことが選手の評価にも大きな影響を与えている。だからこそ、ここで私は新しい議論を提起してみたいと思う。そのための方法として、ここで(私が思う)最も過小・過大評価されている5人の選手のリストをご紹介したい。

しかし、この記事の筆者は勇気あるなって思う。多分、以前訳したフィル・バローニのインタビューで「過大評価・過小評価されている5人の選手は誰だと思うか」って質問して「過大評価されてるヤツなんかそんなにいねえよ。過小評価ならおれだよ」みたいな感じに切り返されたインタビュアーと同一人物だと思うけれど。僕なんかちょっとアクセス数があがっただけで、桜庭和志を弁護する記事を削除しようかと思ったくらいなのにな。叩かれそうで怖くて。まあ、そんなことはともかく、この人が挙げている過小評価・過大評価されている5人の選手は・・・


過大評価されている5人

  • Andrei Arlovski
  • Joe Riggs
  • Lee Murray
  • Nathan Quarry
  • Frank Mir



過小評価されている5人

  • Ricardo Arona
  • Joe Doerksen
  • Nick Diaz
  • Sergei Kharitonov
  • Anderson Silva



だそうです。特に過小評価されている選手については、日本の格闘技ファンの感覚とそれほど変わらないかもしれないな、とか思ったり。
記事中にはそれぞれの理由も書いてあったのですが、興味深い記述もあったのでまた訳すかもしれないです。