女子バレー、日本代表

アウェーでの、しかも韓国戦での勝利はホント見事だなって思った。
相も変わらず、カオル姫こと菅山薫選手にスポットあて続けるフジには脱帽。フジのこの辺りの魅せ方っていうのは本当にえげつないけれど(大友愛選手とか今日絶好調だったのに実況では殆ど触れられず)、うまいとしか言いようがない。CM明けの選手紹介VTRも先週から変えてたりして、芸が細かい。
というか、日本のアナリストの質が他国よりもちょっと劣るかもって思ってしまうのは僕だけだろうか。先週の日本ラウンドでも、2セット連取してからが苦戦していたし、今日は時間が余ったのでタイムアウトの間の指示も放送されていたけれどそれを聞いていても直感に頼っている部分が大きいように思う。顕著だったのはブラジル戦だけれど。
もしかするとこのワールドグランプリっていうシリーズは前哨戦でデータを相手国に渡してはいけないシリーズなのかもしれないと思ったり。バレーは素人だけれど日本のコンビバレーというのは分析されてしまうと弱い部分があるように感じる。もちろん個々の力というのも大きいけれど、バレーというスポーツは戦術の中に決め事の比重が高いものであるだけに、アナリストの質というのは勝利を大きく左右するように思う。どういう風に分析しているのか分からないけれど、アナリストの方には是非がんばってもらいたい。というか、すごく面白そうな仕事だなあって思う。野球よりも楽しそう。いくつか手法も思いつくしなー。