JR脱線事故の負傷者らが初の集会

尼崎JR脱線事故で負傷した乗客や家族が不安や悩みを語り合う初めての集会が12日、兵庫県川西市で開かれ、「事故の場面が頭に浮かぶ」などと、約1カ月半が経過しても続く苦しみを互いに打ち明けた。
 犯罪被害者を支援するNPO法人「ひょうご被害者支援センター」(神戸市)事務局長の臨床心理士堀口節子さんも出席し「恐怖感が起こるのは当たり前で、時間の経過とともに薄れていく」とアドバイス。補償問題については、弁護士が時効まで時間があるとして「あせらずに交渉すればいい」と助言した。

心理学をかじっている者として一言いいたいことは、臨床心理士じゃあ手に負えない問題だろうな、と。
臨床心理士資格については色々言いたいことはある。国家資格でもないし、取得するのに特定の、しかも恣意的に定められた大学院を卒業しないといけないくせに、ポストによっては必須資格であったりね。こんなのは労働法違反スレスレじゃないか。コンテンポラリーな心理学の素養は全く持っていないし。モラリスト揃いなので一緒に働く時には邪魔にしかならないし。
それを差し置いても、今回のケースみたく集団被害でかつ集団として集団と対峙してゆくような運動を行なっていかなければならない場合、現在の臨床心理士資格を有する人たちに何ができるのかねえ。社会心理学だったら何ができるとか言うつもりはないけれど、こんな資格をありがたがってるようじゃあ日本に心理学は一生根付かないと思う。
臨床心理士にかかるなら、精神科にかかるか宗教でもやった方が全然いいよ。